街の変化

代々木八幡から代々木上原へ向かう『地蔵通り商店会』のこと

代々木八幡駅の北口から歩くか、南口から行くと、子どもが『でんしゃだー』とキャッキャ喜ぶ大きな線路を渡って行ったあたり。

パン好きの人には「イエンセンの方」と言えば伝わるかもしれない。

代々木八幡から代々木上原に向かう線路沿いの道、お店が立ち並ぶにぎやかなあの通りは「地蔵通り」というそうだ。

ずっと商店街だと思っていた。あれだけ店が並んでいて、青空で販売する八百屋さんや木材屋さんがあって、おしゃれなお店が並んでいて、買い物客が歩いている。

けれど最近知った。ここは「地蔵通り商店街」ではなく「地蔵通り商店会」というらしい。

調べてみると、「商店街」と「商店会」は別物だった。

商店街は店が並ぶ通りや地域そのものを指す言葉で、商店会は店主たちが作る組織のこと。一般的な感覚としては区別なく使われがちだが、組織として法人格を持つ「商店街振興組合」には店舗数などの要件があるという。

難しい話は置いておいて。

地蔵通り沿いに店が並んでいる風景はずっとあったわけだが、商店会の公式サイトによると、商店会としての活動の方は一度途切れていた時期があったようだ。

発足は昭和23年だが、諸事情で10年ほど活動を停止していたそうで、2024年6月に新規会員を募って再始動したばかりとのこと。

「歴史はあれど色々新しい商店会」というキャッチが公式サイトにあった。

地蔵通りという名前を意識し始めたのがいつだったか、自分でも覚えていない。

通りのどこかでその名前を見たか、もしかしたら商店会ができて垂れ幕が出たあたりからかもしれない。通りはずっとそこにあったのに、はっきり認識するようになるのは、誰かが名付けて名前を掲げたタイミングなのだと思う。

ちなみに「地蔵通り」で検索すると巣鴨のとげぬき地蔵の方ばかり出てくる。

代々木八幡の地蔵通りは、にぎわいはあるのにネットでは情報にたどり着けない、不思議なエリアだ。

公式サイトとInstagramが運営されていて、加盟店マップや日々の様子が載っているので、より詳しく知りたい方はそちらへどうぞ。

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